「これ描いて死ね」の感想 とよ田みのる先生

かい
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こんにちは、なかいち かいです!

これ描いて死ね」は「金剛寺さんは面倒臭い」の、とよ田みのる先生の最新作です。
※「金剛寺さんは面倒臭い」は、「このマンガがすごい!2019」でオトコ編2位となっている名作です。

「ゲッサン(月刊少年サンデー)」で、2021年12月から連載されています。

あらすじ

伊豆王島(大島にあらず)に住む安海 相(ヤスミ アイ)は、漫画を読むのが大好きな高校1年生。
お気に入りの作品は、長年活動休止状態の漫画家「☆野0先生(ほしの れい)」。
その☆野0先生が、コミティアに出展することSNSで知り、家出同然で会場へ向かう相(アイ)。
そしてコミティア会場での☆野0先生との出会いが、相(アイ)の人生を大きく変える事に・・・

1巻

伊豆王島に住む高校1年生の安海 相(ヤスミ アイ)は、☆野0先生の漫画「ロボ太とポコ太」が大好きな女子高生。
ずっと漫画家活動を停止していた☆野0先生(ほしの れい)がコミティアに出展することSNSで知り、親に内緒で船で東京に。
コミティア会場で色々な作者に出会うことで「漫画を自分で描くことが出来る」ことに気づき、友人たちと共に「まんが道」へと進むことになるのだった。

マンガの中に多くの実在する漫画家の名前が出てきます。(藤田和日郎先生、諸星大二郎先生など)
巻末のコメントに書いてあるのですが、全ての漫画家さんに事前に承諾を取っているそうです。
しかも「コミティア」も使用してよいかを確認する徹底ぶり。
さすがに「伊豆大島」には許諾を取れなかった(取らなかった?)のか、「伊豆王島」になってますが。。。

藤田和日郎先生は名前だけでなく作品名「双亡亭壊すべし」も出てきます。(アイの友人、赤福が絶賛!)

とよ田みのる先生は元々藤田和日郎先生と知り合いだったようでFAXで許可を求めたら、速攻藤田先生から電話がかかってきてOKをもらうエピソードが巻末コメントに描かれています。

巻末には「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載された読切作品「ロストワールド」が収録されています。
これは、作中に登場する☆野0(ほしの れい)先生がまだデビューする前の、出版社へ持ち込みをしている時のお話で、「これ描いて死ね」の1巻の話を読んでから読むと、面白さ倍増です。
※雑誌掲載時のタイトル「デビュー」から改題されています。

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