もしかして「バクマン。」のモデルは「キン肉マン」のゆでたまご先生!?

かい
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私の大好きな漫画の一つが、大場つぐみ先生と小畑健先生の「バクマン。」なのですが、さっき読み返していて、ふと主人公2人のモデルは『キン肉マン』の作者の「ゆでたまご先生」なのかも?と思ったので記事にしてみました。

「バクマン。」の主人公と「ゆでたまご」先生の3つの共通点

その1)担当が分かれている

ゆでたまご先生は二人組漫画家のコンビ名ですが、他の漫画家コンビと大きな違いがあります。

2人組の漫画家コンビでは、『ドラえもん』『パーマン』の藤子不二雄先生や『あさりちゃん』の室山 まゆみ先生(※)が有名ですが、コンビのお二人とも漫画を描いているのに対して、ゆでたまご先生は作画担当の中井義則先生と原作担当の嶋田隆司先生と分かれている点です。

原作と作画で分かれているのにコンビを組んでいるなんて、「バクマン。」の主人公そのものですね。

※『あさりちゃん』の作者である「室山まゆみ」先生は、実は姉の室山 眞弓(むろやま まゆみ)先生と、妹の室山 眞里子(むろやま まりこ)先生の、実の姉妹による漫画家コンビのペンネームです。

wikipediaによると、下記の経緯があったそうです。

「ゆみまりこ」というペンネームでデビューするはずだったが、当時の編集部の担当者がペンネームが嫌いな人間であった為に、勝手にほぼ姉の本名である「室山まゆみ」名義で作品が発表されてしまった。
その為、初期の読者のなかには作者が2人だと言う事を知らない人もいた。
姉妹は「ペンネームの変更は出来ない」と思いこんでいた為に不本意ながらこの名義を使い続けていたのだが、やがてどうでも良くなってしまい、変更しないまま現在に至っている。

その2)合作の開始時期

ゆでたまご先生は同じ学校に通う同級生で、中学生のころから漫画の合作を始め、中学2年で初めてペン入れをして作品を投稿したそうです。

「バクマン。」では「投稿」ではなく「持ち込み」ですが、同じ14歳の時に初めての原稿をジャンプに持ち込んでいます。

また、その後も一緒に同じ高校(初芝高等学校)に進学して、投稿を続けて漫画家を目指している点も共通しています。(「バクマン。」は谷草北高校に進学)

その3)ペンネームの作り方

ゆでたまご先生が雑誌などに投稿していた当時のペンネームは、「本山たか義(もとやま たかよし)」というペンネームを使っていました。

これは、2人の名前である「中井(旧姓:岩元)義則」と「嶋田(旧姓:金山)隆司」を混ぜて作ったものです。

藤本弘先生と安孫子元雄先生で「藤子不二雄」先生になったのに似ています。

「バクマン。」では、ヒロインの亜豆美保(あずきみほ)の「」と、主人公の一人、真城最高(ましろたかもり)の「」、もう一人の主人公の高木秋人(たかぎあきと)の「」を組み合わせて「亜城木」として、みんなの夢が叶うようにという意味を込めて「亜城木夢叶(あしろぎむと)」というペンネームを使っています。

まとめ

「バクマン。」の連載が始まってから、週刊少年ジャンプに学生の持ち込みがとても増えたそうです。

これだけ面白くて、漫画家の魅力を存分に表現している漫画を読んだら、漫画少年はみんな「漫画家になりたい!」と思いますよね。

ちなみに、「バクマン。」ではジャンプ編集部には実在の編集者(編集長を含む)が実名で出ていることで有名ですが、他の登場人物にもモデルとなった漫画家がいると言われています。

確実なのは、大場つぐみ先生がネームに記載していた「新妻エイジ=『ジョジョの奇妙な冒険』の岸辺露伴」ですが、キャラクターのモデルがどの漫画家さんなのか?を考えて読むと、さらに面白くなると思います。

個人的には、平丸一也=『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の富樫義博先生で、これは譲れません。

「漫画を描きたくない漫画家」というイメージがぴったり・・・

あと全然関係ないですが、「バクマン。」って最後に「。」が付くんですね。
モーニング娘。みたい・・・

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