「漫画原作者ってニーズがあるの?」と思う人も多いと思うので、漫画原作者が付いていて、ヒットした(している)漫画をピックアップしてみました。
ただ、先にオチを言うと、漫画原作者なしでヒットしている漫画は、この数十倍・数百倍もあるんですけどね・・・
漫画原作者のいるヒット作一覧
巨人の星(原作:梶原一騎、作画:川崎のぼる)
今気づいたけど、アニメは何度も見たけど、漫画を読んだことがない・・・
タイガーマスク(原作:梶原一騎、作画:辻なおき)<
個人的には漫画よりも、プロレスのタイガーマスク(佐山聡選手)が大好きだったな~。
あしたのジョー(原作:朝森孝雄=梶原一騎、作画:ちばてつや)
名作度合いで言ったら、『はじめの一歩』とトップ争いをしているレベル。
最後のホセ・メンドーサとの戦いで、パンチがコークスクリューブローになっていたのは、鳥肌がったのを今でも覚えている。
あと、カーロス・リベラがあんな状態になってしまったのが、子供心に非常にショックだったな~。
力石が死んだのもだけど。
子連れ狼(原作:小池 一夫、作画:小島剛夕)
このマンガを初めて読んだのは小学生の頃で、小学生には合わない画風だったので、2話くらいしか読みませんでした。。。
今読んだら違う感想なんだろうなと思いつつ、まだ読んでません。。。
北斗の拳(原作:武論尊、作画:原哲夫)
言わずと知れたジャンプで大人気だった世紀末を舞台にしたバイオレス格闘漫画。
「バクマン。」によると、最盛期にはアンケートで1,000通のうち700票以上と取ったダントツ1位の作品だったそうです。
キャンディ・キャンディ(原作:水木杏子、作画:いがらしゆみこ)
少女マンガなのでこの作品は読んでいないのですが、ネットで上がっている情報では、原作者と作画担当の二人が訴訟にまで発展した著作権についての問題が多くアップされていますね。
釣りバカ日誌(原作:やまさき十三、作画:北見けんいち)
小学生の頃に友達の家で読ませてもらい、釣りなんかしたことがなかったけど、「釣りをやってみたい!!」と思わされた作品です。
実際に大人になって釣りをした時に、船酔いするので「自分には合っていない」と思わされたオチもあります。
デスノート(原作:大場つぐみ、作画:小畑健)
少年漫画とは思えないくらいの文字の多さに、初めて読んだときはビックリしました。
普通の漫画なら15分ほどで1冊読めますが、この漫画は最低でも30分は掛かりました。
バクマン。(原作:大場つぐみ、作画:小畑健)
漫画家を目指す話ですが、ジャンプのテーマである「友情・努力・勝利」がしっかり入っていて、大人でも楽しめる内容になっていると思います。
金田一少年の事件簿(原作:天樹征丸、作画:さとうふみや)
最初(case2まで)の原作者は「金成陽三郎」先生でしたが、いつの間にか原案担当の「天樹征丸」先生に変わっていました。
なぜなのでしょうか・・・?
テラフォーマーズ(原作:貴家悠、作画:橘賢一)
大絶賛だったので期待して読みましたが、まさかゴキの話だったとは・・・
【おまけ】グルメ漫画の原作について
特にグルメ系の漫画に原作者が付くことが多いような気がします。
これはグルメ漫画を描くには、取材として様々なお店に行ってみる必要がありますが、漫画家は忙しいので食べ歩く暇がなく、週刊連載のペースでは話が間に合わないためと思われます。
原作者の付いているグルメ漫画としては、「美味しんぼ」を筆頭に、「ザ・シェフ」「孤独のグルメ」「花のズボラ飯」「食の軍師」などがあります。
特にTVドラマ化された「孤独のグルメ」と「食の軍師」や、人気漫画の「花のズボラ飯」「野武士のグルメ」「荒野のグルメ」「食の軍師」(名義:泉昌之)などの原作者は全て久住昌之先生で、「美味しんぼ」の雁屋哲先生を除くと、現在のグルメ漫画の巨匠ではないかと思います。
昔は「牛次郎」先生と「ビッグ錠」先生の独壇場だったんだけどな・・・
『包丁人味平』と『スーパーくいしん坊』は何度も読んだ記憶が。
ちなみに「牛次郎」先生って、『プラレス3四郎』の原作や『セーラー服通り』の原案・脚本なども担当していたんですね。