漫画家と原作者の立場の不安定さについて

かい
かい

今回のテーマは、漫画家と原作者の立場の不安定さについてです。

漫画家と原作者の立場について

ここでいう「立場」とは「職業として成立しているかどうか」という意味です。

例えば原作者として作ったシナリオやネームが採用されていない時期は、漫画家が連載していないのと同じで、収入がないため職業として成り立っていません。

普通の職業で例えると失業中・就職活動中と同じ意味になります。

なので、漫画家にとって「連載の打ち切り」は、会社員の「リストラ」と同じです。

そう考えると、普通の会社員の場合は、よほどの問題行動がない限りは簡単にリストラ宣告をされたりしませんし、一生のうちで何度もリストラされることは考えにくいです。

しかし漫画家や漫画原作者は、大体は数年の間に1回、短ければ10週ほどで連載が打ち切りになります。

つまり最短で就職してからわずか2~3か月以内にリストラされることと同じです。

さらには一生のうちに何度も(連載の回数だけ)リストラ宣告される職業と言えます。

そう考えると、非常に過酷な職業であり、不安定な職業です。

その不安定さとシビアさを受け入れられる人だけが、漫画家・原作者としてやっていけるのかもしれません。

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