意外な経緯でデビューした漫画原作者

今回のテーマは「意外な経緯でデビューした漫画原作者」の先生です。

第4番目のデビューするルート

漫画(マンガ)原作者としてデビューする3つのルート」でも書きましたが、漫画原作者としてデビューする方法は主に3つあります。

しかし、これ以外に第4番目のデビューするルートがあります。

それは「マンガ雑誌の編集者と仲良くなってデビューする」です。

「雑誌の編集者と仲良くなってデビューする」方法は、漫画雑誌業界が好景気だった時は良くあったようですが、最近では殆ど聞きません。

このパターンでデビューした原作者としては『北斗の拳』の武論尊先生や『代紋TAKE2』の木内一雅先生がいます。

武論尊先生の場合

武論尊先生は、『男一匹ガキ大将』や『サラリーマン金太郎』などで有名な「本宮ひろ志」先生のところで居候していた時期があります。

ちなみに居候するくらい仲が良かった理由は、二人は元々自衛隊に所属する自衛官で、自衛隊での同期で非常に仲が良かったためです。

居候している間に色々な雑務をしていく上でマンガ雑誌の編集者と仲良くなり、編集者から勧められて漫画原作者としてデビューしたという、今ではシンデレラストーリーの様なデビューをしました。

木内一雅先生の場合

木内一雅先生の場合は、先生の実の弟さんが『ビー・バップ・ハイスクール』で有名な「きうちかずひろ」先生で、『ビー・バップ・ハイスクール』のストーリー構成などに関わっていた所、『ヤングマガジン』編集者の紹介で漫画原作者デビューする事になりました。

まとめ

お二人の先生がデビューできたのは、漫画雑誌が好景気で刷れば刷るほど売れていた時代だった事と、漫画原作者が不足していたというタイミング的な要素が大きいですが、現在も現役として活躍できているのは才能による所が大きいと思います。

結局のところ漫画原作者として続けていくには、常に面白い話を作りだすための努力と情報を集める努力を怠らない力が必要になります。

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