鳥山明先生のキャラクター達があっさり結婚する理由

久しぶりに『ドラゴンボール』を読み返していた思ったのですが、鳥山明先生のキャラクター達って、意外とあっさり結婚するパターンが多いですよね。

あっさり結婚した例

『ドラゴンボール』では、結婚の約束をしていた孫悟空と牛魔王の娘のチチが、天下一武道会での戦いの後に「じゃ ケッコンすっか!」と言ってあっさり結婚しています。(悟空には約束をしていた認識はなかったですが)

そして『Dr.スランプ』の則巻千兵衛(のりまき せんべえ)と山吹みどり先生は、みどり先生が千兵衛の家に訪問した時に、大好きなみどり先生との結婚を妄想していた千兵衛が、トイレの前で「みどりさん 結婚してください!! なんちって」と独り言を言ったところ、実はトイレの中にいたみどり先生が「はい!!」と答えて、これまたあっさりと結婚しました。

鳥山明先生のキャラクター達があっさり結婚する理由

鳥山先生のキャラクター達があっさり結婚する理由を調べてみると、その理由は意外と単純で、

鳥山先生の担当編集者が恋愛話が大好きなのに対して、鳥山先生自身は恋愛話を書くのが苦手だったから

という理由からでした。

恋愛物が苦手な鳥山先生は、結婚やカップルになる必要のあるシーンでは、できるだけ飛ばして描けるようにあっさりとした話の展開にしたそうです。

他にも、『Dr.スランプ』では、主人公の則巻アラレとオボッチャマンくんや、空豆タロウと摘鶴燐(つん つるりん)、タロウの弟の空豆ピースケとヒヨコなど、結婚する話は一切描かれずに、タイムマシンで10年後の未来を見に行った話で結婚している姿が描かれました。

また『ドラゴンボール』では、ブルマとベジータ、クリリンと人造人間18号などは、結婚の話はもちろん、恋愛話すらも一切描かれずに、数年後の話でいきなり結婚していて、さらに子供もいる展開になっています。

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