漫画(マンガ)原作者としてデビューする3つのルート

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今回は、漫画(マンガ)原作者としてデビューする方法です。

漫画(マンガ)原作者としてデビューする方法は、大きく分けて3通りあります。

一つ目は「漫画家が漫画原作者としてデビュー」する方法。

二つ目は「編集者が漫画原作者としてデビュー」する方法。

そして最後が「漫画原作を応募し受賞してデビュー」する方法です。

「漫画家が漫画原作者としてデビュー」

以前は漫画原作者専門でデビューする人が多かったですが、最近ではこのケースが一番多いかもしれません。(件数は数えていませんが)

『デスノート』や『バクマン。』で有名な「大場つぐみ」先生も、元々はジャンプで連載していた漫画家さんですが、『デスノート』で漫画原作者として活動を始め、それ以降は原作者を中心とした活動を行っています。

また、映画にもなった『俺物語!! 』の河原 和音(かわはら かずね)先生は、マンガ家として1996年から2003年までは『先生!』、2003年から2008年までは『高校デビュー』、2008年から2015年まで『青空エール』を連載していました。

マンガ家がマンガ原作だけを手掛ける理由は大きく分けて2つあります。

ひとつは「別の連載作品で忙しいから」で、もう一つは「マンガのタッチと作品のイメージに差があるから」です。

どちらかというと後者の方が理由になっているケースが多いです。

「元編集者が漫画原作者としてデビュー」

漫画原作者としてデビューするパターンの2つ目は、「編集者が漫画原作者としてデビュー」です。

マンガ雑誌の編集者は、マンガ家と二人三脚で作品を作り上げるので「作品をより面白くするにはどうすればよいか?」を常に考えている人たちです。

そのため、漫画原作者としての適性が一番ある職種の人と言えます。

例としては、『YAWARA!』や『20世紀少年』で有名な浦沢直樹先生が『モーニング』で連載中の『BILLY BAT』では、浦沢先生の初代担当編集だった長崎尚志さんが「ストーリー共同制作」として原作に参加しています。

「漫画原作を応募し受賞してデビュー」

現在ではこの「漫画原作を応募し受賞してデビュー」するのが一般的な方法です。

ただ、殆どのマンガ雑誌で漫画作品の投稿を募集していますが、漫画原作を募集している雑誌はそれほどないのが現状です。

また、募集していてもネーム(絵コンテ)原稿での応募が大半のため、絵を描くのが苦手な人には厳しくなっています。

漫画原作を募集しているマンガ雑誌一覧

まとめ

上記以外にも「持ち込み」という方法もあります。

「持ち込み」は受け付けていない出版社もあるようですが、事前に編集部に連絡を入れておけばすんなりと会ってくれるケースが多いようです。

ただ、その場合は漫画原作の形式は「ネーム形式」でないと受け付けてくれないケースが大半ですので、構図と登場人物が誰か分かるレベルのネームは描けるようになっておいた方が良いでしょう。(マンガ雑誌の編集者なので、ネーム形式でないと面白さが伝わらないためと思われます)

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