『転移先は薬師が少ない世界でした』は、異世界転生×薬師チートファンタジーの物語で、ライトノベル作家の饕餮(とうてつ)先生が原作、漫画家の夏野はるお(なつの はるお)先生がコミカライズを担当しています。
夏野はるお先生について
夏野はるお先生は、少女・女性マンガだけでなく、TL(ティーンズラブ)、BL(ボーイズラブ)など幅広いジャンルで作品を手がけています。
他の作品としては、BL作品『ヘタレ魔王とツンデレ勇者』や、TL作品『鬼さんどちら? ~好色祓い師と捕われの鬼~』などがあります。
あらすじ
鈴原優衣(すずはら ゆい) は、勤めていた職場が倒産し職を失っていたところ、異世界の神様(アントス)の手違いで突如として異世界へ転移してしまいます。
日本へ戻れなくなった優衣(異世界での名前はリン)は、この世界で生きることを決意し「薬師(くすし)」という職業を選び、そのチートな調薬スキルを使ってポーション屋を開業します。
薬師としての活躍と異世界での生活を通じて、優衣が新たな居場所を見つけていく姿を描いています。
オススメポイント、感想など
この漫画で一番の印象は「内容が濃い」という事です。
話がテンポよく進むため、1巻だけでもかなりの話の進展があります。
でもご都合主義でポンポン進んでいるのではなく、ちゃんと話に納得感を持たせながらなので、話に引き込まれてどんどん読み進めていく感じでした。
コミカライズ担当である夏野はるお先生の、原作のエピソード選択とコマ割りなどの作画テクニックが上手なことによるものだと思います。
また、登場するキャラ(美形キャラのエアハルトや執事のアレク、町の人々、Sランク冒険者たちなど)も良い人ばかりで安心して読むことが出来ます。(最初のギルド職員は意地悪キャラでしたが)
復讐やざまぁなどのカタルシスはありませんが、ほっこりするエピソードに心が癒されます。
まとめ
『転移先は薬師が少ない世界でした』は、異世界転生ものの中でも薬師という専門職に焦点を当てた異色のファンタジー漫画です。
優衣が、薬師として薬やポーションを調合しながら人々と交流し、自分の居場所を見つけていく物語は、異世界の魅力と人間ドラマが両立しています。
優衣の薬師としての活躍は、単なる戦闘力やチート能力の誇示ではなく、人々を助けるための調薬や創意工夫が多く描かれています。
薬を必要とする冒険者の命を救ったり、特別な調合で予想外の効果を引き出したりと、医療やスローライフ的な要素も楽しめる構成です。
異世界ものが好きな方、専門職系ファンタジーを読みたい方、心温まる異文化交流ストーリーを探している方に特におすすめの作品です。
| タイトル | 転移先は薬師が少ない世界でした(1) |
|---|---|
| 表紙 | |
| 作者 | 夏野はるお/饕餮 |
| 出版社 | アルファポリス |
| 発売日 | 2021年09月01日 |
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