私は『まんが道』や『バクマン。』など、漫画家を題材にしたマンガが好きなのですが、特に島本和彦先生の描く漫画家マンガが大好きです。
島本先生の描く漫画家マンガは『燃えよペン』や『吼えろペン』『新吼えろペン』などがあり、現在は小学館の月刊誌「ゲッサン」で『アオイホノオ』を連載中です。
この4作品のすごい所は、「炎尾燃(ホノオモユル)」という島本先生をモデルにした(?)キャラクターが全ての作品の主人公になっている事です。(ご本人は「混同されて困る」とマンガ内で書かれていましたが)
そして4作品の共通点は主人公だけではありません。
他にも
熱い!
熱い!!
熱すぎる!!!
ムダに熱い!!!!
という共通点があります。
今回は、『燃えよペン』に「熱血漫画家十訓」というものが出てきましたので紹介します。
島本和彦先生について
島本和彦先生は、1961年4月20日生まれの札幌市出身で、大学は大阪芸術大学に進学して寮生活を行い、大学在籍中に「必殺の転校生」(少年サンデー)でデビューしたマンガ家です。
大学の同級生には、先日公開された映画『シン・ゴジラ』や『エヴァンゲリオン』の監督と知られるの庵野秀明監督や、その庵野監督が所属し「不思議の海のナディア」「トップをねらえ!」などを生み出す「株式会社ガイナックス」の社長となる山賀博之さんなどがいます。
『燃えよペン』について
『燃えよペン』は、小学館を中心とした出版社と漫画業界の裏話をマンガにした作品です。
『バクマン。』が「ジャンプ」(集英社)を舞台に話が展開したのに比べて、別の出版社(小学館)の裏話的な話なので、『バクマン。』とは違った視点で楽しめます。
熱血漫画家十訓
一 命がけで描け
一 限界を越えて描け
一 夢を見て描け
一 自信をもって描け
一 思い切り描け
一 喰うのを忘れて描け
一 よく寝てから描け
一 明日も描け
一 最後まで描け
一 失敗したら 新しいのを描け
すごいですね。。。
とにかく描けと。
ちなみにこれは、東村アキコ先生の恩師で『かくかくしかじか』に出てくる日高先生も同じ事を言っています。
とにかく「描く」という事が大事なんですね。
まとめ
ちなみに島本先生ですが、本名は「手塚秀彦」という名前だそうです。
しかし「漫画家として『手塚』を名乗るのは手塚治虫先生に申し訳ない」として、「島本和彦」というペンネームをを名乗っているそうです。
気持ちはわかりますが、すごい遠慮ぶりですね。