今回は、スマホを脅威から守る方法を紹介します。
3行でまとめると?
・スマホ市場の拡大に伴い、スマホのターゲットにした悪意のあるアプリと、それによる被害も増えている
・スマホは電話番号などの個人情報が入っているため、特にセキュリティに注意する必要がある(=友人に迷惑をかける)
・公式のStore以外からはダウンロードしない、ウィルス駆除ソフトを入れるなど、ウィルス対策を徹底する
現状
ドイツのセキュリティソフト会社「G DATA Software AG」の発表によると、同社が収集したAndroidマルウェアは、2011年の3,800種から急激に増えてきていて、2014年には120万種を超す勢いになるなど、わずか2011年から2014年までの3年の間に、315倍以上にも増加しています。
※セキュリティサービスを提供しているGMOグローバルサイン社の「グローバルサインブログ」から転載
ウィルス対策
・アプリをダウンロードするのは、公式のApp Store、Google Play Storeなどの信用できるサイトから行う
・作成者や提供元が不明のアプリはダウンロードしない
・信頼できるウィルス対策ソフトを入れる
・アプリをインストールする際は、「アクセス許可」の範囲を必ず確認する
(アプリの機能から考えて、不要なアクセス権を求めていないか、など)
・GPS機能にも注意する(スマホで撮影した写真には位置情報が含まれることがあり、不用意にアップすると自宅の場所が特定される可能性も)
まとめ
とくにAndroid端末は、アプリをGoogle Play Storeに公開するのに審査が行われないため、悪質なアプリが公開されている可能性がありますので、特に注意が必要です。
Google Play Storeで公開するのに、Appleのように審査はないでの、Play Storeも完全に安全とは言えないのですが、Store以外のサイトからのダウンロードに比べたら、かなり安全です。
Google Play Storeで公開するためには、開発者登録をする際に1回だけ3,000円ほどのお金を支払いますが、Store以外のダウンロードサイトは、そのお金すらも支払っていません。
その原因が、お金がないためなのかどうかわかりませんが、Googleにお金を支払う事でアプリの作成者がバレる事を避けているのであれば、そのアプリは非常に危険だと言えます。(Googleへの支払いはクレジットカードでの支払いが基本)
悪意のあるユーザーは必ずいる、という考えで常に対策を行う必要があります。
ボーイスカウトと同じで「常に備えよ」です。
ちなみに、中国メーカー製の低価格スマートフォン「Star N9500」は、スパイウェアがすでにインストールされた状態で出荷されたそうです。
さすが中国・・・・