半年以上前から期待していた「スーパーマリオラン」が2016年12月15日に配信開始されました。
当日は会社にいる間も「配信はまだか?」と何度もApp Storeを見に行ったりしたのですが、結局アメリカ時間の15日に配信だったようで、翌日朝起きた時には配信されていました。
当然App Storeのスタッフのオススメに掲載されていて、スタッフコメントも記載されていました。
「スーパーマリオラン」の操作方法
「スーパーマリオラン」の操作方法です。
オート操作ばっかり・・・
失敗してもシャボン玉で復活するそうです。
長くタッチすると長く飛べるのは、スマホのタッチ操作に合わせた仕様ですね。
最近の主流の操作方法では、フリックする速さでスピードを調整するものが多いですが、子供向けの「スーパーマリオラン」には不向きだと思われてこの操作になったのかもしれません。
コースクリア!
感想?
簡単すぎる。。。
まさに子供向けに作られたアプリで、操作方法の説明が「ひらがな」を中心に書かれていて、簡単な漢字も使われているのでターゲット層は小学3年以上くらいなのだと思います。
販売アイテム
事前に告知があったように、「スーパーマリオラン」は基本ダウンロードは無料で、ステージを追加購入する形式になっています。
全6ワールド(1ワールド=4ステージ)を遊ぶには、1,200円支払って購入する必要があります。(アメリカは10ドル)
1,200円・・・ちょっと高め?
「ファイナルファンタジー」シリーズでは1,800円などもあったので、そうでもないのかな?
よくわからない。。。
まだiOSでしか配信されていないにも関わらず、すでに全世界で5,000万ダウンロードを記録するなど、アプリ自体の人気は群を抜いています。
また、追加購入アイテムもガチャのように一人のユーザーが何度も課金する方式ではなく、「1回購入するとずっと遊べる」という任天堂のポリシーを体現したかのような課金方式にも関わらず、App Storeのセールスランキングでも上位に付けています。
ただ、想像以上に簡単な操作性で、全6ワールド(1ワールド目は無料なので実質5ワールド)の課金は高いと思われているせいか、想像よりも追加購入されていないことから、任天堂だけでなく、製作でタッグを組んでいるDeNAも配信直後から株価が見事に落ち込んでいます。
任天堂株価
DeNA株価
両社とも殆ど同じを動きをしていて、事前の期待の大きさと、実際リリースされたアプリの「これじゃない感」が見事に株価に反映しています。
個人的には両社の株を持っているので、勘弁してほしいのですが・・・
まとめ
今回の「スーパーマリオラン」は小学生~中学生向けのアプリでしたが、今後配信開始される任天堂のアプリはもう少し上を狙った作品になるのではないかと思います。
そして1つのアプリで全年齢層をターゲットにするのではなく、アプリごとにターゲット層をセグメントしてリリースしていくのが、任天堂の進めようとしているIP戦略なのではないかと思います。
ターゲット層にはマッチしているようで、小学生の娘は大喜びで毎日スーパーマリオランで遊んでいます。