ソーシャルゲームのレアアイテムが当たりやすい時期や、セールが行われやすい時期があるのを知っていますか?
今回はレアアイテムの当たりやすい時期と、セールが行われやすい時期についての紹介です。
レアアイテムの当たりやすい時期
ソーシャルゲームの課金アイテムで、レアアイテムが当たりやすい時期は3月と9月になります。
※レアアイテムが当たりやすいとは、たとえば「SR以上確定ガチャ」(スーパーレア以上のカードが必ず当たるガチャ)等が実施される事により、当たりやすくなるという意味です。
この理由は、3月と9月は多くのソーシャルゲーム開発会社にとって、中間決算と本決算期にあたるためです。
これはソーシャルゲーム開発会社の売上計上時期(会計上、売り上げをカウントする時期)に大きく関係しています。
以前は、コインなどのゲーム内通貨を販売した時に売り上げとして計算していましたが、会計方針の変更等によりコインを販売した時期ではなく、コインを消費した時に初めて売り上げが計上システムになったため、どの開発会社も売り上げを上げるため、レアアイテムを出してでもコイン消費促進を図ります。
その結果、多くの開発会社の本決算と中間決算期に当たる、3月と9月にレアアイテムの当たりやすいキャンペーンを行う傾向があります。
逆に言うと、課金ユーザーにとってこの時期は、アイテムを有利に購入するチャンスになります。
セールの行われやすい時期
上記の理由と同じで、決算期に売上を上げるために3月と9月にセール(「魔法石」などの課金アイテムが通常よりも安く買えたり、オマケの「オーブ」が付いたりするなど)が多く開催されると普通は考えますが、逆に3月と9月に実施されるセールは、他の月よりも少なくなっています。
これは、以前の資金決済法に関する記事でも書いた通り、資金決済法に基づいて、有料コインの未使用残高の1/2の金額を「供託金」として預けることが大きく関係しています。
この供託金として預ける金額計算の基準となる、有料コインの未使用残高を集計する時期が3月末と9月末になるので、ソーシャルゲーム開発会社はできるだけ供託金を減らすため、3月と9月のセールで未使用残高のコインが増えないようにする傾向があります。(供託金として預けると、資金が自由に使えなくなるため)
その結果、3月と9月に開催されるセールの回数が少なくなっています。
※当然、未使用残高の数値の推移を見てセールを行いながら、「SR確定ガチャ」などのキャンペーンを実施してコイン消費を図り、より売上を上げるための施策も行うため、アプリによっては3月と9月の決算期にセールを多数実施しているアプリもあります。
逆にセールが行われやすい時期として、2月と8月があります。
この2月と8月は、通販業界では「ニッパチ」と呼ばれていて、1年の中でも特に売れない時期のため、ソーシャルゲーム開発会社もセールを行う傾向が強いです。
この2ヶ月間が売れにくい原因として、2月は日数が一番少ない(28日or29日)ことと、8月はお盆休みなどで里帰りや長期休暇を取っている人が多いためと言われています。
そのため、2月と8月にコインを購入しておいて、3月と9月のキャンペーン時にコインを使うのが一番効率的な方法になります。
まとめ
ソーシャルゲームでは、3月と9月にレアアイテムが当たりるキャンペーンが開催されやすい。
9月、つまり今月。
特に中間決算直前の9月下旬(給料日前後)から、セールが開催される可能性が高いと思います。
アプリによると思いますが、特別なガチャを公開する前にメンテナンスを行うアプリが多いため、コインを持っているアプリでは、キャンペーンの開催予告だけでなく、メンテナンス情報をチェックしておくと、事前に情報をキャッチすることが可能です。