昨日、アマゾンの新サービス「アマゾンプライムビデオ」が発表されていましたね。
私は今日知りましたが、聞いた時は上の女性のように、本当にビックリしました(笑)
何がすごいって、動画の見放題で別料金をとるのではなく、アマゾンプライムの追加サービスとして始めるので、プライムユーザーにとっては、「実質無料」で1年間有料級の動画が見れるんです。
アマゾンプライムビデオの特徴
・年間3,900円(税込)で見放題
月額で計算すると,わずか325円/月です。昔のi-modoのサービスと同じ位の金額・・・
・追加料金なし
既存のプライム会員は、追加料金なしでサービスを受けられます。
・既存の映画・ドラマだけでなく、アマゾンが独自制作したビデオも配信
アマゾン本社は、自主製作用のスタジオを持っています。すごい・・・
・スマホでも閲覧可能
iPhone、Android端末など、外出先からストリーミング再生で楽しむことができます。
イメージ的には、アメリカのTVドラマとハリウッド映画がメインになりそうですね。
この両者は、アマゾンのアメリカ本社と取引があって強い結びつきがあるため、結構本腰を入れて配信タイトルを出してくる可能性が高いと思います。
個人的にはアメリカのTVドラマシリーズが好きなので、日本で未放映のタイトルなどを配信してもらえればうれしいのですが、アマゾンとしても、アメリカのTVドラマシリーズは「シーズン○」など何年も続くタイトルが多く、一度見出すと見続ける傾向が強いので、力を入れて獲得してくると思います。
ケビン・スペイシー主演の「ハウス・オブ・カード」があるとうれしいな・・・。
アマゾンプライムのメリット
・お急ぎ便が無料
エリアによっては当日着も可能です。
・時間指定が無料
使ったことはないですが、便利だと思います。
・毎月1冊無料で本が読める
オーナーライブラリー対象の本が、毎月1冊無料でレンタルできます(kindleを持っているユーザーのみ)
・先行タイムセールに参加できる
最近始まったのですが、プライム会員は通常のタイムセールよりも30分早く参加できるようになりました。
・プライムユーザー限定のセールを実施
2015年7月15日に「プライムデー」として実施しました。
ただ、セール開始の30分前からつながりにくくなり、10分前からはサイトにアクセスできなくなって、つながった時にはお得な商品はすべて売れ切れていたという、楽天スーパーセールの様な状態でした・・・
・年間3,900円(税込)の低価格
アメリカの年会費は99ドル(約12,000円)です。
・アマゾンプライムビデオが見放題
今回追加されるサービスです。
これだけメリットが増えているのをみると、定期的に課金できるプライムユーザーを囲っていく戦略に切り替えたようですね。
そういえば、「定期おトク便」の対象タイトルが増えた気がします。
競合サービスとの比較
月額650円(最安値プラン)
月額933円(税抜)
私のコメント
9月からサービス開始との事ですが、実際は9月下旬かもう少し遅くなると思います。
9月と言っているのは、9月2日にアメリカの動画定額配信の最大手「ネットフリックス(Netflix)」が日本に初上陸するため、その牽制として告知を急いだ可能性が高いからです。
日本の会社はトップダウンの会社が少なく、決裁書や稟議書で回す必要があるため、洋画はともかく邦画は配信タイトルがそろっていない可能性が高いです。
後、月額325円についてですが、他のサービスと比較すると確かに安いのですが、1年間の価格をベースに月額金額を計算しているので、仮に半年しか動画を見ない場合、1月当たりの単価は650円になって、ネットフリックス(Netflix)と同じ価格になるんですよね・・・
これで、配信タイトルが、ネットフリックス(Netflix)よりも大幅に少ない場合は悩むところですね。
私の結論ですが、9月にリリースされてから、動画のタイトルを見てからアマゾンプライムに加入するかどうかを決めます。
動画配信は「在庫切れ」の概念がないので、いつ加入しても見れるのが最大のメリットですので、ラインナップを確認してからでも遅くないですからね。
おまけ情報
アダルトは対象外との事です。
マジで悲しい・・・
2015.9.2 追記
予想していた通り、9月2日のネットフリックス(Netflix)の上陸には間に合わず、9月下旬になりました。
なんとなく、もう少し遅れる気が・・・