【ゲーム業界用語】LTV(エルティーブイ)

今回は「LTV(エルティーブイ)」についての説明です。

LTV(エルティーブイ)とは?

LTV(エルティーブイ)とは、Life Time Value(顧客生涯価値)の事で、顧客が生涯を通じて会社にもたらす利益(価値)のことです。

例えば毎月あるソーシャルゲームに1,000円課金するユーザーがいたとして、そのソーシャルゲームを1年間続けてからやめたとすると、この顧客のLTV(顧客生涯価値)は12,000円になります。(1,000×12カ月)

LTVは下記の計算式で求められます。

1回当たりの購入額(or利益)×購入頻度×購入期間

まとめ

LTV(顧客生涯価値)は広告を出稿する際の指標としてよく使われます。

ソーシャルゲームの場合、広告経由でインストールしたユーザーは、すぐに課金する訳ではなくゲームをやりこんでから課金するのが一般的です。

そのため、ゲーム開始後1か月ほどの課金額をベースに出稿できる広告費を算出すると非常に低い金額になり、広告を出すことが出来ません。

そこで1ユーザーを獲得するための広告費を算出するための指標としてLTVを使う事で、広告費の採算が(計算上)取れるようになります。

1ユーザーを獲得するためのコストが300円だった場合、LTV(=1ユーザーがソーシャルゲームで遊んでいる期間の合計課金額)が300円以上であれば採算が取れるので、広告出稿を行う事になります。

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