今年の初めに話題になった「Nintendo Creators Program」について、最近全く聞かないなと思ったので、ちょっと振り返り記事を。
Nintendo Creators Programとは?
「Nintendo Creators Program」は、任天堂のYouTube向けゲーム実況動画のアフィリエイトプログラムです。
任天堂のゲームでyoutubeにゲーム実況の動画投稿をした場合、通常はその動画の広告収益は全て任天堂に入ります。
どうやって任天堂の動画コンテンツかどうかを判別しているのかはGoogleの企業秘密ですが、Youtubeの利用規約により動画を投稿した本人ではなく、任天堂に全額が支払われます。
しかし、この「Nintendo Creators Program」に参加していると、投稿した実況動画から得られた広告収益を任天堂とシェアする事が出来るプログラムです。
「Nintendo Creators Program」の契約に必要なもの
契約に必要なものは下記の2つです。
1)Googleアカウント
2)Paypal(ペイパル)のビジネスアカウント
投稿した動画から得られた収益は、毎月末日占めで、翌々月中に「USドル」でPaypal(ペイパル)の口座に振り込まれます。
注意事項
この「Nintendo Creators Program」で契約できるのは、Youtubeの「チャネル」と「動画」の2種類ですが、「チャネル」で契約すると、任天堂のゲーム以外の投稿であっても、登録されている全ての動画が、任天堂との収益シェアの対象となるので注意が必要です。
その分、投稿したユーザーの取り分は、
チャネル:70%
動画 :60%
と、チャネルの方が有利な条件になっています。
また、Youtubeの人気TOP100のチャネルのうち、約25%はゲームの実況動画で占めているそうです。
さらにニコニコ動画でも約34%の動画が、ニコニコ生放送では52%がゲームの実況動画になっています。
まとめ
このニュースを聞いた時は、アフィリエイト報酬よりも「任天堂と個人が契約できる時代」が来た事に、時代の流れの変化を感じました。