「七都市物語」の原作者である田中芳樹先生は「銀河英雄伝説(銀英伝)」や「アルスラーン戦記」で有名で、私の好きな作者のTOP3に入るほど好きな作家さんです。
ただ、この「七都市物語」は昔小説を買ったけど、最初の設定(大転倒とか七都市の説明とか)を読んだ時に面倒くさそうだったので、そのまま読まずに放置したままになってました。
あと「~物語」というタイトルの付いた田中先生の別作品が、私的にはイマイチだったこともあるのですが・・・(笑)
あらすじ
西暦2088年地球の地軸が90度転倒する「大転倒(ビッグ・フォール・ダウン)」により人類が全滅したが、月面都市に移住していた人々は生き延びた。
月面の人々は3年後に地球へ帰還し、七つの地域に分かれて都市国家を建設した。
それから約100年後の西暦2190年、七都市のアクイロニア市とニュー・キャメロット市の間で、戦いの火ぶたが切られようとしていた。
感想
読まず嫌いだったけど、コミカライズ版のお試し読みがあったので試しに読んでみたら、想像以上に面白くて一気に5巻(最終巻)まで購入して全部読んでしまいました。
こういう時に電子版は試し読みができて、すぐに次の巻も買えるので便利だし、出版社としても購入に繋がりやすいのでお互いにWIN-WINだなと思いました。
最初はアクイロニアのリュウ・ウェイとアルマリック・アスヴァール (AAA)が主人公かと思ったけど、7都市のうち4都市の才能ある将軍たちが主人公として対戦したり協力したりして、想像していなかった展開が繰り広げられます。
コミカライズ版リュウ・ウェイのひょうひょうとした雰囲気から、銀英伝で言うヤンのような存在をイメージしてたのですが、リュウは戦略の才能はありますが、ヤンのように前線に出て戦術家として戦うことはなかったので結構違いました。
原作(小説)の挿絵では短い金髪の美男子でしたし(笑)
6か国が連合してブエノス・ゾンデに攻め込む「ペルー海峡攻防戦」は、昔の中国初の統一国になる「秦」を他の6か国が合同で攻めた「合従連衡」をイメージしたものなのだろうなと思います。
小説1冊がコミカライズの5冊になっているのですが、無理に引き延ばした内容ではなく各エピソードがとても充実していて、あっという間に5巻まで読んでしまいました。



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