「鬼滅の刃」を読んで家系図を作ることにしたら意外と簡単だった件(現在継続中)

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発行部数1億部を超え、2020年10月16日に映画版も公開されて日本の興行収入歴代1位にもなった大人気漫画「鬼滅の刃」を読んでいて、ふと、

「自分にも多くの祖先がいて、それらの人がいてくれたからこそ、今の自分がある。でも自分の先祖って、ひいばあちゃんくらいまでしか知らないけど、それより前のご先祖様って、いったいどんな人たちなんだろう?」

と思ったので、自分の家系図を作ることにしました。(いきなりですが、なぜかそう思ったのです。)

家系図・戸籍に関する情報収集

すぐに行動しなければ、いつまでも行動しないことが分かっているので、まずは図書館に行って、家系図・戸籍関係の本を6冊ほど借りてきて、一通り読んでみました。(2020年10月19日)

6冊借りてきても、ほとんどの内容が被っているので、最初の3冊は流しながら読んで、残りの3冊はそれまでの本になかったな要だけ見る感じだったので、それほど時間をかけずに読めました。

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これらの本を一通り読むと、下記の事が分かりました。

現在は戸籍謄本ではなく戸籍全部事項証明書に変わっている

以前は戸籍に登録されている人がすべて載っている書類を「戸籍謄本(こせきとうほん)」、一部の必要な人のみ載っている書類を「戸籍抄本(こせきしょうほん)」と呼んでいましたが、現在は、「戸籍謄本」は「戸籍全部事項証明書」、「戸籍抄本」は「戸籍個人事項証明書」と呼び名が変わっていました。

戸籍全部(個人)事項証明書は、戸籍をコンピュータ化した自治体が発行する証明書で、以前は紙で発行していた戸籍謄本と内容は同じものとの事です。

本籍地は居住地でなくてもよい

本籍地は、居住地にするものだと思っていましたが、実際は日本国内であればどこでも良いそうです。(実在する住所である必要があります)

たとえば、天皇家の住居である皇居の住所(東京都千代田区千代田1番)に本籍地を置くことも出来ますし、実際に置いている人もいるようです。

婚姻届けに本籍地を記載する欄があり記載しましたが、それまで登録していた親の本籍地にするものだと思っていたので、そのまま記載しました。まさかその本籍地は、自由に登録できるものだとは、、、

まぁ、知っていても、親の本籍地と同じにしておけば、間違えにくいとは思うので、結局同じにしていたかもしれませんが。

ただ、現在はその本籍地には両親も住んでいないので、住民票などが無いと本籍地の住所が分からないため、わかりやすい住所にしておけば良かったと少し後悔しています。(特に今は、免許証に本籍地が記載されていないので)

戸籍の種類は1つではなく3種類ある

戸籍には、戸籍(現戸籍)、除籍、改製原戸籍(原戸籍)の3種類があります。

①戸籍(現戸籍)
「戸籍(現戸籍)」は現在自分が所属している戸籍で、現時点で有効な戸籍のことです。

現戸籍の使用例としては、パスポート申請する時、婚姻届けを提出する時、保険金や年金を請求する時、遺産相続の手続きをする時などに使用します。

②除籍
「除籍」は過去に所属していたけど、現在は別の戸籍に移動等したため、現在は登録から外れている戸籍のことです。

戸籍を除籍する理由としては、死亡した時や離婚・養子縁組の解消した時、結婚した時などがあります。

結婚すると戸籍を独立させる事になるので、たとえ親と同居するとしても、戸籍上は除籍扱いとなり、新しい戸籍を作成する事になるので、除籍扱いとなります。(通常は旦那さんが、新戸籍の筆頭者になります)

ちなみに除籍されると、その戸籍の自分の名前の上に「×(バツ)」が記載され、除籍された事が視覚的にわかるようになっています。
そして、この「×(バツ)」が、離婚した人の「バツイチ」の語源だと初めて知りました。

③改製原戸籍(原戸籍)
「改製原戸籍(原戸籍)」は、法改正により戸籍の改製(作り直し)が行われる事があり、その改製される前の古い戸籍のことです。

尚、改製原戸籍は、略すと「原戸籍(げんこせき)」となりますが、「現戸籍(げんこせき)」と同じ音になるため、「原戸籍(はらこせき)」と呼ばれることが多いとの事です。

戸籍の形式は何度か改製されている

日本の歴史で一番古い戸籍は、天智天皇が命じて作らせた「庚午年籍(こうごのねんじゃく)」で、670年に作られた戸籍です。(日本史で習った記憶がかすかに。。。)

その後定期的に作成され平安時代初期まで続いたものの、律令制度の衰退や荘園制度の隆盛により作成されなくなったようです。

近年の戸籍制度では明治5年式が一番古く、それ以降4回改製されています。(江戸時代は、宗門人別改帳や過去帳、分限帳などで管理していたとの事です)

明治5年式戸籍
明治4年に改正され、明治5年に施行されたため「明治5年式戸籍」、もしくはその年の干支にちなんで「壬申戸籍(じんしんこせき)」と呼ばれています。

当時は本籍地=居住地だったので、この戸籍は住民票の機能も併せ持っていました。
ただこの壬申戸籍には身分の情報なども記載されていたため、現在は政府の指示により公開されていません。

明治19年式戸籍
明治19年に法改正されたため、明治19年式戸籍と呼ばれています。

現在は明治5年式戸籍が取得できないため、現時点で取得できる最古の戸籍の形式になります。

戸主を中心として記載され、同じ戸籍に入っている親族が記載されています。

大きな改正点としては、本籍地が「屋敷番」から「地番」に変わりました。

「屋敷番」とは住所の記載が「〇〇村〇〇 〇〇番屋敷」などとなっているものです。
「~番屋式」と聞くと、庄屋などの大きな屋敷のイメージがありますが、敷地内にある建物であれば、すべて「屋敷」と呼ばれたようです。

また、それまでにはなかった「除籍」制度が設けられました。

すべて手書きで書かれており、崩し文字も多く使用されているため、読解が非常に難しい戸籍です。

明治31年式戸籍
明治31年に法改正されたため、明治31年式戸籍と呼ばれています。
大きな改正点としては、戸籍の基本単位が「戸」から「家」に変わり、「いつ」「どういう理由で」戸主になったか、という事が明確に記載されるようになりました。

大正4年式戸籍
大正3年に法改正され、4年から施行されたため、大正4年式戸籍と呼ばれています。

大きな改正点としては、家族について「両親の名前」「出生(生年月日)」などが個別に記載されるようになりました。

昭和23年式戸籍
戦後の昭和22年に法改正され、23年に施行されたため、昭和23年式戸籍と呼ばれています。

現在流通している戸籍の形式になります。

大きな改正点としては、戸籍の単位が「家」から「夫婦およびその子」に変わり、従来の戸主制度が廃止され、呼び方が「戸主」から「筆頭者」に変わりました。

昔の戸籍は今もどんどん廃棄されている

婚姻や死亡により登録されている人が除籍されていき、生存している人が誰もいなくなった戸籍は「除籍簿」と呼ばれます。

この除籍簿は80年の保存期間を経ると、廃棄しても良い事になっていました。
また廃棄以外にも、戦争や火災などによる消失などの可能性もあります。

この法律は平成22年(2010年)に改正され、廃棄までの期間が150年に延長されましたが、それ以前に保管期間が切れた戸籍は廃棄されている可能性があります。

ただ、保存期間を超えたらすぐに廃棄される訳ではなく、役所によってはそれよりも長く保管している事もあります。

いずれにしても、刻一刻と保存期間が切れる戸籍が増えていくので、できるだけ早く取得するのが望ましいと思い色々と申請を進めました。

続く(というか、後日更新します)

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