【ゲーム業界用語】廃課金者(はいかきんしゃ)

かい
かい

今回は「廃課金者(はいかきんしゃ)」の説明です。

廃課金者(はいかきんしゃ)とは

「廃課金者」とは、ソーシャルゲームで高額課金をしている人のことを指します。

「廃課金者」の金額的な定義は明確にはありませんが、一般的には月に30万円以上課金するユーザーの事を「廃課金者」と呼んでいるようです。
(ちなみにうちの会社では、「廃課金者」という呼び方はありませんが、月に10万円以上課金するユーザーの事を「高額課金者」と呼んでいます)

「廃人」と「廃課金者」の違い

パソコン向けMMORPGなどのオンラインゲームで、よく「廃人」という言葉が使われていましたが、この「廃人」と「廃課金者」は意味が違います。

廃人」は、ゲームに熱中してひたすら長時間ゲームを続けることでライフサイクルが崩れ、体が昼夜の区別が付かなくなって体調不良になったり、日常生活に支障をきたしているユーザーを指します。
長時間ゲームをプレイする時間がある、学生などのシェアが多くなっています。

しかしその反対に「廃課金者」は社会人が多く、ゲームのプレイ時間はそこまで長くありません。
仕事などで忙しい人が比較的多いため、ゲームを効率よく勧めるために課金しているケースが多くなっています。

そのためソーシャルゲームでは、お金はないけど時間はたっぷりある若者が時間を使ってレベルを上げるのに対して、忙しい30~40代のユーザーがお金を使って一気に形勢を逆転することでゲームバランスが保たれ、ゲーム全体でバランスが取れているといわれています。

まとめ

日本でもMMORPGが人気だった2000年代に「ゲーム廃人」という言葉が一時期話題になりましたが、海外では3日3晩連続でオンラインゲームを続けた結果、過労死してしまうというニュースを多数発生しました。

それと比べると廃課金者は比較的プレイ時間が短く、人体への影響は廃人に比べると少ないですが、某アイドル系のソーシャルゲームの廃課金者には、それなりのレベルの新車が購入できるくらいの金額を使っているユーザーも多数いるそうなので、ふと我に帰った時の精神的な影響はかなりのものだと思います。

ちなみに、Youtuber(ユーチューバー)として有名な「HIKAKIN(ヒカキン)」さんの名前の由来は、「ソーシャルゲームで課金しない=非課金(HIKAKIN)から来ています。

ただ、1回我慢できずに連続ガチャを引いている動画を見たことがあるので、完全な無課金ユーザーではないですね。

さらにちなみに、HIKAKINさんの2014年度の年収は1億1,800万円の日本トップで、2位はAppBankの元代表でもあるマックス村井さんで、7,600万円との事です。

すごい金額ですね・・・

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