Appleはアメリカ時間の1月7日(日本時間の8日)に、年末年始の売り上げの発表を行い、その金額がズバ抜けていると話題になっています。
リリース内容
広報リリースによると、2015年12月21日~2016年1月3日の2週間の間に、全世界のユーザーがIn App Purchaseで課金した合計金額は11億ドル(約1,320億円)以上になるとの事です。
特に1月1日の売り上げだけで1億4,400万ドル(約172億円)にもなったと報告されています。
これは1週間前の2015年のクリスマスに、1日当たりの過去最高売り上げ記録を更新したのですが、それをわずか1週間後にさらに更新した事になります。
さらにこのリリースによると、昨年1年だけで200億ドル(約2兆4,000億円)以上もの売り上げがあったとの事です。
開発会社への支払い金額
この広報リリースには、開発会社への支払い金額についても記載されていました。
このリリースによると、これまで(2008年~2015年)に全世界累計で400億ドル(4兆8,000億円)を開発会社に支払っているとの事です。
7年で4兆8,000億円という事であれば、1年当たりで約7,000億円、月間で580億円を開発会社に支払っている事になりますね。
ただ発表によると、昨年1年だけで1/3以上(売り上げベース)を稼いでいるとの事なので、昨年だけで120億ドル(1兆4,400億円)を支払っている事になります。
すごい金額すぎて、何も言えません・・・
Appleの受け取った金額
気になるAppleの受け取った金額ですが、Appleの課金手数料が30%で、昨年の売り上げが200億ドルとの事なので、単純計算で60億ドル(約7,200億円)を受け取った事になります。
またこれまでの累計の受取金額ですが、Appleの課金手数料が30%で、これまでの開発会社に支払った金額が400億ドル(4兆8,000億円)との事なので、こ累計支払い金額を7で割って3を掛けると、アップルの受け取った金額が算出出来ます。
すると、App Storeが開始されてからの7年間の累計で、約170億ドル(2兆400億円)の金額を受け取った事になります。
まとめ
アプリの審査やカスタマーサポートなどを行っていますが、決済サービスを提供して2兆400億円(年間平均で3,000億円)を受け取れる事を考えると、本当にプラットフォームビジネスは当たると大きいですね。
これだけのビジネスを0から創出するなんて、本当にスティーブ・ジョブズはビジネスの天才だと思います。